CLINIC
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こんにちは、アンデュースキンケアクリニック院長の山崎です。
今年は全国的に平年よりも気温が高いと気象庁からも発表されていましたが、4月に入りぐんと暖かい日が増えました。ランニングをする朝の時間帯も肌寒いことがなくなり、春用の薄手のランニングウェアを新調しました。
さて暖かくなってきたといえば...今回は、肩こりの改善で大人気の「肩ボトックス」をご紹介します。肩の筋肉のハリを改善してラインを美しく整える効果もあるので、薄着になってくるこの時期に特に人気です。以前に顔のボトックスについてのコラムを掲載した際に、「肩のボトックスについても記事を読んでみたい・症例を見てみたい」とご要望を多くいただきましたので、今回も施術を受けたスタッフの施術風景、ビフォーアフターを掲載しています。
【次回の記事】「肩ボトックスがおすすめの方・施術の流れ・頻度・注意点・まとめ」はこちら
肩こりは多くの方が悩んでいる症状で、厚生労働省の国民調査(参考サイト:厚生労働省 2019年国民生活基礎調査の概況/Ⅲ 世帯員の健康状況より)でも、健康の悩みとして「肩こり」が女性は1位、男性は2位となっています。肩こりは首~肩の筋肉が緊張することで起こり、放っておくと慢性化しやすく改善が難しいことが多いです。
肩ボトックスはタンパク質の一種「ボツリヌストキシン」を利用して、筋肉の動きを一時的に緩める施術です。肩の筋肉に注射し筋肉の緊張を緩めることで、肩こり改善・筋肉のハリを改善して首から肩のラインを美しく整える効果が期待できます。慢性化しやすい肩こり・肩のハリですが、原因を根本的に改善することで、悪循環しにくい状態へ導きます。
顔のシワ治療として有名なボトックスですが、肩こり改善・肩ラインの盛り上がり改善の治療としても高い人気があります。顔のボトックスに関しては、以前コラムでご紹介していますので、ご興味がある方は是非そちらもご覧ください。
【以前の記事】ボトックスとは? ◆スタッフが顔のボトックスの施術を受けました◆はこちら
肩こりの改善方法はマッサージやストレッチなどの方法もありますが、慢性的な肩こりの場合は筋肉が凝り固まっているので、一時的な緩和にとどまり、すぐに元の状態に戻ることが多いです。
肩こりの要因となる筋肉はいくつかありますが、首の後ろ~肩~背中にかけて広がる筋肉である"僧帽筋"が中心となり肩こりや肩ラインの盛り上がりを引き起こします。肩ボトックスは直接僧帽筋に作用することで、筋肉の緊張やハリなどの根本的な原因を改善するため、高い効果が期待できます。
今回は、なで肩のため普段から肩こりに悩んでいるスタッフが施術を行いました。極度に肩が凝っているため筋肉が張り、首~肩のラインが盛り上がって見えます。症状や状態に合わせて、肩ボトックスを計2回(1回につき、両肩でボトックス計4㏄)施術しています。ボトックスの量に関しては、1回につき通常両肩で3ccですが状態や治療履歴によって追加が可能で、0.5cc毎に追加料金にてご案内しています。詳しくはこちらの料金ページをご覧ください。
A.注射の施術なので無痛ではありませんが、顔のボトックスに比べて痛みを感じにくいという方が多いです。今回のスタッフも"肩こりのツボを押されている感じがするが、痛みはほとんど感じなかった"ということでした。
A.施術後、赤みや腫れが出る場合がありますが、当日中に徐々にひいていきます。内出血が出る場合がありますが、1~2週間程で徐々にひいていきます。また、筋肉痛のようなだるさを感じる場合がありますが、1週間程で徐々にひいていきます。
A.個人差はありますが、ボトックスの効果は約48時間後から徐々に現れはじめ、施術から1~2週間程で肩こりが段々と軽くなってくる方が多いです。また、3~4週間程で筋肉のハリが改善されてラインが美しく整っていきます。
成人の頭部は5kg前後あり、それを支える首や肩の筋肉は常に負荷がかかるため、緊張しこわばって血行が悪くなりやすいです。血行不良になると十分な栄養や酸素が供給できず、ますます筋肉が固くなる悪循環になります。また、疲労物質も蓄積されてしまうため、痛みやこりを感じるようになります。肩こりの症状は個人差がありますが、重たく感じたり張った感じがあったり、頭痛や吐き気を伴う場合もあります。ボトックスで筋肉の緊張を緩めることで、根本的な肩こりの改善が期待できます。
筋肉が緊張し血行が悪くなると、筋肉が固くなり収縮することで首から肩のラインが盛り上がり、本来のなだらかなラインが損なわれます。盛り上がる位置は個人差がありますが、ゴツゴツとして見えるため薄着になる季節などに特にカウンセリングが増えます。また、大切なイベントや結婚式などでドレスを着る方からもご希望が多いです。
肩ボトックスにより肩の筋肉の緊張が緩むと、収縮して盛り上がっていた首~肩のラインがなだらかになるため、首がスッと長くみえる効果もあります。首と肩の境目付近が盛り上がっている方は特に効果を実感しやすいことが多いです。
巻き肩とは、本来であれば横から見た時に体の中心にある肩の位置が前に出ている状態のことを指します。長時間のパソコン作業・スマートフォンの使用による前かがみの姿勢で、筋肉が凝り固まって引き起こされることが多く、最近お悩みの方が多い症状です。姿勢の美しさが損なわれるだけでなく、慢性的な肩こりの原因となります。肩ボトックスは筋肉の収縮を改善するため、巻き肩の緩和・改善にも効果が期待できます。
肩ボトックスの治療についてご興味のある方、是非お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も当院で人気の施術について情報を発信していきたいと思います。また、LINE公式アカウントでもお得な情報などを配信していますので、画面右下からLINE友だち登録をお願いいたします!
PROFILE
山崎 和紀(やまざき かずのり)
杏林大学医学部 卒業
杏林大学医学部附属病院 勤務
名古屋大学医学部附属病院形成外科 勤務
静岡済生会病院形成外科 勤務
虎の門病院形成外科 勤務
東京西徳洲会病院形成外科部長就任
2018年アンデュースキンケアクリニック院長就任
日本専門医機構形成外科領域専門医
日本美容皮膚科学会正会員
サーマクール認定医
アンデュースキンケアクリニック
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