CLINIC
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こんにちは、アンデュースキンケアクリニック院長の山崎です。
明日8月8日に立秋を迎え、暦の上では秋となりますが、連日厳しい暑さが続いていますね。私が子供の頃、こんなにも暑い日が続いていただろうかと遠い過去に思いを馳せながら、40年以上前の気温を調べてみました。
1980年8月、最高気温が35℃を超える猛暑日は0日(2022年8月は計6日)、30℃を超える真夏日は計5日(2022年は計15日)、25℃を超える夏日は計18日(2022年は計10日)、8月の最高気温が32.2℃(2022年は36.4℃)でした。今年に至っては現時点で7月26日に37.7℃を観測しており、現在との差に大変驚きました。
参考サイト:過去の気象庁データより気象庁|過去の気象データ検索 (jma.go.jp)
時の流れによって変化していくのは様々なことにあてはまりますが、当院のスタッフからは「最近の暑さは本当に昔と違うけれど、私は自分の肌の変化の方が気になる。特に、目元がたるみや小ジワで印象が変わってきた。手術以外で手軽にできる目元ケアの治療を導入してほしい」と希望があり、新しい施術である「サーマクールアイ」を導入しました。7月からスタートした施術ですが、"目元専用の切らないたるみ治療"の登場ということで大変人気があり、一日に何件も施術予約が入っています。
今回、副院長浅野医師と私山崎の2名が施術を受けましたので、施術風景やビフォーアフター写真などをご紹介しています。
サーマクールは2002年にアメリカで開発され、FDA(アメリカ食品医薬品局)で「メスを使わないたるみ治療」として世界で最初に認可を受けました。その後改良が重ねられたサーマクールNXTが登場し、更に進化したサーマクールCPTが誕生しました。
サーマクールアイは、サーマクールCPTの機械を使用しています。初代サーマクールやNXTは眼球がある部分には照射が出来ませんでしたが、進化したサーマクールCPTは「顔やアゴ下専用」・「目元専用」のトリートメントチップが開発され、選択肢が広がりました。
サーマクールCPT(顔・アゴ下)の施術に関しては、以前コラムでご紹介していますので、ご興味がある方は是非そちらもご覧ください。
【以前の記事】「サーマクールCPTとは?ビフォーアフター・効果・メリット◆院長自ら施術を受けました◆」はこちら
サーマクールCPTはRF(高周波)を利用して肌内部に強い熱エネルギーを発生させ、コラーゲン収縮とコラーゲン生成を強力に促す作用があります。コラーゲン収縮による皮膚の引き締め・コラーゲン生成によるハリ向上が期待できる、当院でも人気のたるみ治療器です。
作用や原理はサーマクールCPTもサーマクールアイも同様ですが、サーマクールCPTは肌深部まで熱を到達させるため、皮膚が薄く眼球がある部分には照射が出来ません。しかし、サーマクールアイは目元専用のトリートメントチップを使用することにより、まぶたや目の下に適した深さの照射が可能となりました。また、安全を徹底するためコンタクトシェルと呼ばれる眼球を保護する専用コンタクトを使用して施術を行います。尚、サーマクールアイのトリートメントチップは肌との接触面が約5ミリ四方程なので、より細かく密な照射が可能です。
今回は、新しく導入した機械のため、副院長浅野医師と院長山崎の両名が施術を受けました。浅野医師は以前からまぶたのシワやたるみが気になっていたそうで、今回のサーマクールアイの導入を非常に喜んでいました。施術後1か月程でまぶたの小ジワが改善が感じられたとのことでした。
私自身も初めてサーマクールアイを受けましたが、なんとなく重かった目元がすっきりして、目が少し大きくなったように感じました。ダウンタイムもほとんどなく施術後の制限などもないので、また年末年始のイベント前などに受けたいと思っています。
尚、当院はサーマクール認定施設であり、正規のトレーニングプログラムを修了したサーマクール認定医がメソッドに基づき施術を行います。また、施術で用いる物品なども全て正規品を使用しています。
A.サーマクールアイは施術前に点眼麻酔を行います。また、照射時の振動機能によって痛みの緩和が可能です。人間の脳は、痛みの感覚よりも振動の感覚を認知しやすいです。これは、振動があると痛みを伝える神経伝達がブロックされるためです。
痛みの感じ方は個人差がありますが、出力の設定を綿密に行いながら施術を進めていきますので、ご不安なことがあればお気軽にご相談ください。
A.同日の施術も可能です。サーマクールCPTは顔+アゴ下(眼球付近は除く)、サーマクールアイはまぶた+目の下が照射範囲で、併用することで全体的なケアが可能です。より高い満足感が期待できるので、大切なイベントなどに合わせて取り入れることもおすすめです。サーマクールCPTとの違いに関しては、次回のブログで詳しくご紹介しますのでご興味がある方は是非ご覧ください。
A.施術後、赤みが出る場合がありますが、当日中に徐々にひいていきます。日常生活の制限はなく、施術後からメイクも可能です。
A.個人差はありますが、48時間後からコラーゲン収縮が始まります。その後、1か月程でコラーゲン生成がより促進され、まぶたのたるみ・シワ、目の下の小ジワ改善などの効果が期待できます。サーマクールアイは効果の持続力も高く、半年程の長期的効果が望めます。
顔の中でも目元は印象を左右するパーツのひとつです。まぶたがたるむと目が重く感じたり、昔に比べてまぶたの皮膚が下がって見えたりします。また、まぶたの皮膚は非常に薄く、シワになりやすい部位です。まぶたのたるみやシワが目立ってくる主な原因は、加齢・乾燥などによる真皮のコラーゲン減少です。また、洗顔やメイクの際に強くこするなどの刺激で皮膚に負担がかかり、ハリが低下することも挙げられます。
サーマクールアイは、強力な熱エネルギーを照射することで、コラーゲン収縮による引き締め・コラーゲン生成促進によるハリ向上が期待でき、効果的にまぶたのたるみやシワの改善が望めます。
まぶたがたるむと、以前に比べて二重の幅が狭くなって見えたり、目が小さくなったように感じる場合があります。サーマクールアイは強力な引き締め効果があるため、たるみによって狭く見える二重幅の改善にも効果が期待できます。
目の下は特に皮膚が薄くデリケートな部分なのでシワが目立ちやすく、多くの方が悩んでいる部位のひとつです。サーマクールアイは、目の下の際まで密に照射が可能で、効果的に熱エネルギーを与えます。コラーゲン収縮による引き締め、コラーゲン生成によるハリ向上の作用で、目の下のシワや小ジワの改善が期待できます。
これまで、まぶたのたるみ治療はメスを用いた皮膚切除などの外科的処置が一般的でしたが、サーマクールアイはメスを使用することなく機械による施術で処置が可能になりました。外科手術も高い効果があるのでどちらが良いということはありませんが、やはり心理的なハードルや施術後のダウンタイムなどを考慮し、まずは機械の処置を選択される方も多いです。
サーマクールアイは強い熱エネルギーを照射するため、施術後に赤みが出る場合がありますが、当日中に徐々にひいていきます。また、施術後からメイクも可能です。
外科的処置によるまぶたのたるみ治療についても、改めてブログで取り上げたいと思います。現時点では以下の説明ページにてご確認ください。
サーマクールアイの治療についてご興味のある方、是非お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も当院で人気の施術について情報を発信していきたいと思います。また、LINE公式アカウントでもお得な情報などを配信していますので、画面右下からLINE友だち登録をお願いいたします!
PROFILE
山崎 和紀(やまざき かずのり)
杏林大学医学部 卒業
杏林大学医学部附属病院 勤務
名古屋大学医学部附属病院形成外科 勤務
静岡済生会病院形成外科 勤務
虎の門病院形成外科 勤務
東京西徳洲会病院形成外科部長就任
2018年アンデュースキンケアクリニック院長就任
日本専門医機構形成外科領域専門医
日本美容皮膚科学会正会員
サーマクール認定医
アンデュースキンケアクリニック
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