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2025.03.07【医師が解説】リフトアップ治療のウルトラセルQプラス◆おすすめの方、リフテラⅤとの違い、施術の流れ・頻度、注意点、まとめ◆

 こんにちは、アンデュースキンケアクリニック院長の山崎です。

 今回は、前回に引き続き「ウルトラセルQプラス」について、おすすめの方やリフテラVとの違い、施術の流れ・頻度、注意点、まとめを詳しくご紹介させていただきます。



4.ウルトラセルQプラスはこのような方におすすめ

ウルトラセルQプラスは下記のお悩みがある方に特におすすめです。

おすすめの方.png




5.ウルトラセルQプラスとリフテラⅤの違い

 当院で取り扱っているHIFU(ハイフ)は、ウルトラセルQプラスとリフテラVの2種類です。どちらも非常に人気の施術ですが、どのような点が異なるのかそれぞれの違いをご紹介します。尚、リフテラVについては、以前のブログでご説明させていただいておりますので、こちらをご覧ください。

ウルQリフテラ違い 表.png



5-1.照射の深さの違い

深さの違い.png

 ウルトラセルQプラス・リフテラⅤともに、HIFU(ハイフ)技術を用いているため、超音波を1点に集中させて照射し、狙った部位に強い熱エネルギーを与えます。照射する深さの設定が可能で、ウルトラセルQプラスは真皮から脂肪層・SMAS筋膜の深さ(1.5mm~4.5mm)まで照射が可能です。リフテラⅤは真皮から脂肪層の深さ(1.5mm~3.0mm)まで照射します。

 SMAS筋膜を引き締める4.5mmの照射を行えるため、全体的なリフトアップや強い引き締めの効果が欲しい方は、ウルトラセルQプラスを選択される方が多いです。

 ウルトラセルQプラスとリフテラVの、どちらも受けたことがあるスタッフに感想を聞くと、「リフテラⅤと比べると筋肉痛のように重い感じがしたけれど、強い痛みはなかった。しっかり引き締まった感じがあった。」とのことでした。リフテラⅤと比較すると、SMAS筋膜まで熱がしっかり届くため、筋肉痛のように感じたのだと考えられますが、引き締め効果はより高くなります。

 リフテラVもウルトラセルQプラスも強い痛みがない治療なので、"安心して受けることが出来る"とおっしゃる方が多いです。

 土台からたるみを改善できるため筋膜のケアは重要ですが、半年から1年に1回の施術で十分です。真皮から脂肪層のケアは1~3か月に1回程のケアをすると、より良い状態を保つことが可能なので定期的な施術をおすすめしています。ウルトラセルQプラスは半年から1年に1回程のスペシャルケア、リフテラⅤはその間の定期的なケアとして使い分けるとより効果的です。



5-2.ライン式とムービング式の違い

ライン・ムービング比較.png

 ウルトラセルQプラスは"ライン式のHIFU(ハイフ)"です。ライン式とは一定間隔に並んだ点の複数点の照射で、少しずつ動かしながらまんべんなく照射を行います。直線で照射しているようなイメージです。痛みをほとんど感じませんが、1回の照射点が多いためムービング式に比べると肌深部にチクチクとした鈍い痛みを感じることがあります。

 リフテラⅤは"ムービング式"のHIFU(ハイフ)です。1点に熱を与える単発照射で、アプリケーターをくるくる動かしたり、顔のカーブに沿って動かしたりしながらまんべんなく照射を行います。常に細かく動かしているので痛みはほとんど感じることはなく、リラックスして施術を受けることが可能です。

 ウルトラセルQプラスではライン状にするために約17個の点を連続して照射しており、1点のみで照射するリフテラVよりもしっかりと熱が加わることで、効果もより長期間・よりしっかりと感じられます。



5-3.適応部位の違い

 ウルトラセルQプラスはリフテラVと比較して、深いところまで照射ができることが特徴です。特に頬やフェイスライン、アゴ下が気になっている方におすすめしています。リフテラⅤはウルトラセルQプラスと比較して細かいところを照射するのに秀でていますので、目元や額、口周り(ほうれい線・マリオネットライン・鼻下)など細かいところが気になっている方におすすめです。

 「全体的な引き締めのしっかりケア」はウルトラセルQプラス「気になる細かい所をメンテナンスケア」はリフテラVといったイメージでおすすめさせていただいております。




6.ウルトラセルQプラスの施術の流れ・頻度

6-1.予約

 ウルトラセルQプラスが気になる、施術をしてみたいという方はまずお電話で予約をお願いいたします。当日でも予約状況により追加は可能ですが、事前の予約をおすすめします。

 ご予約はこちら

6-2.カウンセリング

 ウルトラセルQプラスをご希望の方には、医師によるカウンセリングがあります。肌の悩みやご不安に思っていることがあればお気軽にご相談ください。

6-3.施術

施術中画像.png

 前回の記事「実際に施術をしました」施術の様子はこちら

6-4.施術後

 日常生活で大きな制限はなく、施術後すぐにメイクも可能です。心配なことがあれば、必ず医師が診察いたしますのでお気軽にお申し付けください。

6-5.次回の施術、頻度

 ウルトラセルQプラスは、真皮からSMAS筋膜に強い熱エネルギーを照射することによりコラーゲン収縮とコラーゲン生成を促します。個人差はありますが、施術後2~4週間程でリフトアップが期待でき、その後約1~2か月間の効果持続が望めます。より良い状態を保つために、6か月~1年に1回の定期的な施術をおすすめしています。より効果を実感したい方は、他のたるみ治療器を組み合わせていただくことをおすすめしています。



基本周期.png

効果を実感したい方向け周期①.png

より効果を実感したい方向け周期②.png

より効果を実感したい方向け周期③.png




7.ウルトラセルQプラスの注意点

様々な効果を期待できるウルトラセルQプラスですが、下記に該当する方はお受けいただけません。

・皮膚に炎症を起こしている方(強い日焼け・皮膚炎等)

・妊娠中、妊娠の可能性がある方

・金の糸の施術を受けたことのある方

・治療部位に金属プレートを埋め込んでいる方

・他院で4週間以内に美容治療を受けた方(部位やレーザーの種類によって可能な場合があります)

・ペースメーカーまたは内部除細動器を装着している方

・糖尿病や創傷治癒に体質的障害がある方




8.ウルトラセルQプラスのまとめ

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・「高密度焦点式超音波」と呼ばれる、超音波を1点に集中させて照射するHIFU(ハイフ)技術を応用したたるみ治療です。狙った部位に強い熱エネルギーを与えることが可能で、真皮、脂肪層、SMAS筋膜に熱エネルギーを照射し、効果的にコラーゲン収縮とコラーゲン生成を促します。

・HIFU(ハイフ)の機械の中でも深いところに熱を加えることができるため、引き締め・リフトアップの効果が高いですが、我慢できないような強い痛みを感じることはありません。

頬やフェイスラインのたるみ・アゴ下のたるみ・目元や口元のたるみ・ハリの改善などに有効です。

・ドットを連続してライン状に照射することで、肌にしっかりと熱を加えることができます。

・施術後少しずつコラーゲンが増生され、徐々に引き締め・リフトアップ・ハリ感を感じることができます。ハリ感や化粧のりが良くなった感じは、翌日くらいから感じていただけます。1か月でリフトアップ効果がMAXになり、その後約6か月間~1年の効果持続が望めます。

より良い状態を保つために、6カ月~1年に1回の定期的な施術をおすすめしています。




ウルトラセルQプラスに興味がある方は、お気軽にご連絡ください。



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*お知らせ*

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PROFILE

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山崎 和紀(やまざき かずのり)

杏林大学医学部 卒業
杏林大学医学部附属病院 勤務
名古屋大学医学部附属病院形成外科 勤務
静岡済生会病院形成外科 勤務
虎の門病院形成外科 勤務
東京西徳洲会病院形成外科部長就任
2018年アンデュースキンケアクリニック院長就任

日本専門医機構形成外科領域専門医
日本美容皮膚科学会正会員
サーマクール認定医


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