CLINIC
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過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れ、洗顔不足などにより、古くなった角質と皮脂が毛穴に長期的に詰まることで炎症が起き、化膿した状態のことです。
10代から20代前半に成長ホルモンなどの影響でできるニキビが思春期ニキビ、20代後半から肌の乾燥、睡眠不足、ストレスによるホルモンバランスのくずれなどの影響でできるニキビが大人ニキビと言われています。
男性の場合、毎日の髭剃りが原因で肌の乾燥や雑菌が入ることにより、ニキビができてしまうこともあります。
ニキビの経過は大きく次の7段階に分類されます。
毛穴の角化異常【第1段階】治療方法
古くなった角質と皮脂が角栓となり、毛穴を塞ぎます。
白ニキビ【第2段階】治療方法
ニキビの中で最も初期段階の症状です。
角栓で毛穴が塞がれ、その下に皮脂が溜まることで白く盛り上がってしまった状態です。
無理やり押しつぶしたり、不衛生な手で触れたりすると炎症が起き、悪化してしまいます。
黒ニキビ【第3段階】治療方法
白ニキビからやや悪化した症状です。
角栓の下に詰まった皮脂と汚れが毛穴に収まりきらず皮膚表面に飛び出し、空気に触れることで酸化し黒く変色した状態です。
赤ニキビ【第4段階】治療方法
黒ニキビからさらに進行した症状です。赤ニキビは炎症ニキビとも呼ばれ、ニキビの原因であるアクネ菌が溜まった皮脂を栄養として増殖している状態です。
黄ニキビ【第5段階】治療方法
ニキビの最終段階の症状です。
炎症したニキビが化膿してしまい、黄色い膿(うみ)となって表面に現れた状態です。
炎症が目に見える範囲だけでなく、肌の奥まで広がっている可能性があります。
痛みを伴う場合もあり、膿を排出できたとしても、ニキビ跡になるリスクがあります。
紫ニキビ【第6段階】治療方法
最終段階の黄ニキビからさらに悪化した症状です。
症状が極限まで悪化し、毛穴の周りまで広範囲に赤紫~黒紫色に変色した状態です。
ニキビ跡【第7段階】治療方法
ニキビの炎症は治まったものの、跡が残ってしまった状態です。症状は様々でクレーターのようになってしまったもの、赤みが残っているもの、茶色く色素沈着してしまったものなどがあります。