CLINIC
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皮膚で作られるメラニンという色素が沈着した状態のことです。
複数の種類のシミが混在している方が多く、状態や時期により治療方法が異なります。
原因や種類は様々で大きく次の7つに分類されます。
老人性色素斑治療方法
一般的に言われるところの「シミ」です。
紫外線を主な原因として発生し、時間の経過にともなって増えてくることが多く、顔だけではなく手や体の表面部分に出現します。
雀卵斑治療方法
一般的には「ソバカス」と呼ばれるシミです。
薄い褐色で2ミリ程度の斑点が、顔中に点在します。
幼少期に現れ、成長するにしたがって顕著になってくることが多くみられます。
肝斑治療方法
30~40代のアジア人の女性に多くみられるシミの一種で、頬や鼻の下、額に対称的に現れるのが特徴です。
女性ホルモンが関係していると言われていますが、他にも炎症を起こす原因となる紫外線や肌の摩擦、刺激の強いレーザー治療でも現れることがあります。
炎症後色素沈着治療方法
紫外線やニキビ、やけど等の炎症によって発生するシミです。
刺激の強いレーザー治療や肌をこすることにより炎症が起き、現れることがあります。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)治療方法
左右対称に小さな円形の色素沈着のようなシミが群れになって現れます。
季節によって状態が変化することが少なく、色はグレーから青みを帯びています。
ホクロ治療方法
皮膚の良性腫瘍です。
ホクロの形状は隆起したもの、平らなもの、毛が生えているものなどがあります。
脂漏性角化症治療方法
皮膚の良性腫瘍です。
小さなシミが、時間の経過とともに大きく盛り上がった状態で一般的には「イボ」と呼ばれています。
肌がなんとなく暗くみえたり、疲れたようにみえる状態のことです。
複数の種類のくすみが混在している方が多く、状態や時期により治療方法が異なります。
原因や種類は様々で大きく次の4つに分類されます。
乾燥くすみ(肌の乾燥やターンオーバーが滞ることによるキメの乱れ)治療方法
潤い不足や肌への負担などにより、肌が乾燥していることが原因で起こります。
乾燥によってターンオーバーが滞り、古い皮膚がうまく剥がれず角質として顔の表面に残りやすくなります。
キメの乱れたツヤのない皮膚が表面にあることで、肌が透明感を失いくすんでみえます。
茶くすみ(メラニンの増加による明度の低下・シミや肝斑・色素沈着)治療方法
肌内部に大量のメラニン色素が蓄積されることが原因で起こります。
メラニン色素は紫外線を浴び続けたり、肌をこすったりすることで作られますが、ターンオーバーの乱れなどがあるとスムーズに排出されず、肌が茶色っぽくくすんでみえます。
青くすみ(ストレスや血行不良)治療方法
ストレスなどによる体調不良、体の冷えや睡眠不足による血行不良、運動不足などが原因で起こります。
シミが目立ったり、生理前後に悪化することもあります。また喫煙により血管が収縮され血行不良になり、血色の悪いくすんだ肌にみえます。
黄くすみ(肌の糖化による明度の低下)治療方法
甘いものや炭水化物の過剰摂取により「最終糖化産物」が蓄積されることが原因で起こります。
最終糖化産物とは、体内のたんぱく質が食事で摂取した糖分と結びつき生成される黄褐色の物質です。
年齢とともに蓄積し、紫外線などのダメージも糖化を進行させます。肌が黄色っぽくくすんでみえます。